日本マクドナルドは1971年の創業から50年以上、歴代6人の社長のリーダーシップで成長してきました。
この記事では、初代藤田田社長から現在のトーマス・コウ社長まで、
各時代の功績をわかりやすくご紹介していきます。
【最新】マクドナルド歴代社長一覧

マクドナルドは1971年の創業以来、6人の社長が就任してきました。
それぞれの時代に合わせた経営改革で、日本の外食産業をリードしてきました。
初代から現在までの社長と功績を見ていきましょう。
- 初代(1971年-2002年):藤田田
- 2代(2002年-2004年):八木康行
- 3代(2004年-2013年):原田泳幸
- 4代(2013年-2019年):サラ・L・カサノバ
- 5代(2019年-2024年):日色保
- 6代(2024年-現在):トーマス・コウ

歴代6人の社長それぞれに特色があるんだね!



藤田田社長の31年間は特に長いな



最新の社長は香港出身の国際派なんだ



グローバル経験を活かした経営に期待だね
初代(1971年−2002年):藤田 田


藤田田さんはマクドナルドの創業者として、31年間社長を務めました。
「日本人の体格を欧米人並みにする」という独自の理念で、ハンバーガー文化を日本に根付かせた人物です。
- 生年月日:1926年3月13日〜2004年4月21日
- 出身地:大阪府大阪市
- 学歴:東京大学法学部卒業
- 名前の由来:母親がキリスト教徒だったことから、「口」に「十字架」で、よい言葉を語るように、という意味で「田」という名前になった
藤田田さんのこれまでをまとめました。
- 銀座1号店:米国の反対押し切り大成功
- 孫正義:16歳でアポなし訪問された
- ハンバーガー文化定着:1984年外食売上1位
- 2001年上場:平日半額セールなど価格革命
- 業績悪化:2001年に創業以来初の赤字、BSE問題で客離れ
- 体調不良:自らの体調不良などにより2002年7月社長を辞任
藤田田さんがいなければ、もしかしたら日本でマクドナルドが定着することはなかったのかもしれませんね。



銀座1号店は大正解だったね



孫さんも影響受けてたのか
2代(2002年−2004年):八木 康行


八木康之さんは、2002年から2004年まで、マクドナルドの2代目社長を務めました。
藤田田時代からの幹部として、経営の立て直しと次世代への世代交代を担いました。
八木さんのプロフィールを見ていきましょう。
- 生年月日:1951年1月19日生まれ
- 出身地:東京都出身
- 学歴:成城大学経済学部卒業
- 経歴:1974年入社、藤田田の右腕として28年間活躍
八木さんの素晴らしい功績まとめ
- ドライブスルー1号店長:現場から叩き上げ
- 藤田田の腹心:副社長として経営を支えた
- 新商品連続投入:新商品を連続して投入する戦略などを進めた
- 持株会社制移行:2002年7月に組織再編実施
- 移行期の役割:藤田時代から外資主導への橋渡し
- リンガーハット転身:2005年に社長として再建に成功
藤田田さんの元で、経営を学び次の世代に橋渡しをして、マクドナルドを支えてきました。
その後リンガーハットの赤字経営を再建し成功を収めました。



たった2年間だけだったんだ。藤田田さんが長すぎ



藤田さんの右腕だったのか
3代(2004年−2013年):原田 泳幸


原田泳幸さんは、2004年から2013年まで、マクドナルドの3代目社長を務めました。
外資系企業出身の経営手法で、これまで赤字で苦しんでいたマクドナルドをV字回復を成し遂げた改革者です!
- 生年月日:1948年12月3日生まれ
- 出身地:長崎県佐世保市出身
- 学歴:工学部出身、エンジニア
- 経歴:アップル日本法人社長から転身
原田泳幸さんの素晴らしい功績まとめ
- マックからマックへ:アップルからマクドナルドへ転身が話題に
- 強烈な就任挨拶:「新しいバスのチケットを買いたい人は買え。買いたくない人はバスに乗らなくてかまわない」
- V字回復達成:7年連続マイナス成長だった同社を9期連続でプラスに転換
- 売上5000億円突破:2008年には国内外食企業で初となる全店売上5000億円を突破
- 業績再悪化:2012年から既存店売上が再びマイナスへ
- ベネッセへ転身:2014年6月にベネッセ社長に就任し退任
原田泳幸さんはアップルからスカウトされ、7年間連続マイナスだった業績を9年間でV字回復させた改革者でした。
時代にあった戦力が功をそうし、輝かしい成績を収めていましたね!



アップルから来た人だったのか



強烈なリーダーシップだったんだな
4代(2013年−2019年):サラ・L・カサノバ


マクドナルド初となる女性社長が誕生しました。
初の女性社長として、異物混入問題などの危機を乗り越えた、たくましい社長です!
- 生年月日:1965年4月6日生まれ
- 出身地:カナダ・バンクーバー出身
- 学歴:マックマスター大学院MBA取得
- 経歴:1991年マクドナルド・カナダ入社、27年在籍
サラ・L・カサノバさんの素晴らしい功績まとめ
- 初の女性・外国人社長:事業会社の社長に日本人以外が就任するのは初めて
- 47都道府県訪問:47都道府県すべてを訪れ、お客様の生の声を聞いて回りました
- 最大の危機を克服:2015年12月期の連結決算では、上場後最大の赤字を計上から復活
- 過去最高益達成:2017年に純利益240億円で当時の過去最高益更新
- 2014年期限切れ鶏肉:中国工場での使用期限偽装が発覚
- 2015年異物混入:チキンナゲットに青いビニールが混入していたことを皮切りに、日本全国から「人の歯が入っていた」などの異物混入が続々と報告、347億円の赤字に
10年程前の話ではありますが、異物混入の話題は連日テレビニュースで流れていたのを思い出します。
その時は、マクドナルドの店舗が潰れたりと大変な時期を乗り越え、今のマクドナルドがあります。
まさか、女性初の社長が立て直したのは知らない方も多いのではないでしょうか。



でも最後は過去最高益まで回復!



異物混入は大変だったな…
5代(2019年−2024年):日色 保


日色保さんは、2019年6月から2024年まで、マクドナルドの5代目社長を務めました。
コロナ禍という飲食関係のみならず、世界的な打撃を受けました。
その中で、日色保さんは危機を乗り越え、デジタル化を推進した凄腕経営者です。
- 生年月日:1965年12月11日生まれ
- 出身地:愛知県名古屋市出身
- 学歴:静岡大学人文学部法学科卒業
- 経歴:2012年より歴代最年少でジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人の社長に就任
日色保さんの素晴らしい功績まとめ
- 地方大卒でMBAなし:異例の経歴で外資系トップに
- 2019年3月就任:J&Jから転身し6月3日付で正式就任
- コロナ禍を克服:モバイルオーダーなどのDXで新たな成長を遂げた
- 過去最高業績:2023年実績は過去最高を更新し、既存店売上高も33四半期連続増を記録
- モバイルオーダー全国展開:2020年1月から全国導入開始
- ディズニーへ転身:2025年5月にウォルト・ディズニー・ジャパン社長就任予定
日色保はJ&J出身で、コロナ禍でもデジタル化を推進し、5年間で過去最高業績を達成し、
次なるステージは、「ウォルト・ディズニー・ジャパン社長」です。
日色保さんならどんなことがあっても、安心できる社長ではないでしょうか。



デジタル化が大成功だったね



次はディズニーの社長になるんだ
6代(2024年− 現在):トーマス・コウ


2024年7月にマクドナルドの社長兼CEOに就任し、
2025年3月25日付でマクドナルドホールディングスの代表取締役社長兼CEOも兼務することになった。
HD社長の兼務により意思決定の迅速化を図り、最高益基調と中期計画の推進を見据えた若返りを進めています。
トーマス・コウさんの素晴らしい功績まとめ
トーマス・コウさんは、BCGとマクドナルド各国で培った戦略・財務・現場統括の実績を背景に、
2024年に事業会社社長、2025年にHD社長を兼務して体制を一元化し、
最高益基調の継続と中期計画の加速を目指す現リーダーです。
柔軟な考えを持ち、この時代を生き抜く社長になって欲しいです。



スピード重視なんだね!突き進んでほしい。



マクドナルドの今後が楽しみだな。
まとめ
今回は最新のマクドナルド社長から、歴代社長を詳しく見てきました。
初代から現在の社長まで、日本のマクドナルドを守ってくれました。
どの社長もなくてはならない方でした。
今まで以上に、愛されるマクドナルドにして欲しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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